学校現場では、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなど専門的なサポーターが導入されたにもかかわらず、依然としていじめ・暴力行為・不登校などの生徒指導上の諸問題は高い認知率・発生率である。いじめを例にすれば、金品を脅し取る、あるいはインターネットを利用した悪質ないじめが横行し、場合によっては、被害児童生徒が自殺にまで追い込まれている。深刻ないじめが起きてからでは、課題解決はひじょうに難しい。

平成25年に公布された「いじめ防止対策推進法」においては、いじめ予防、早期発見の努力義務が学校現場に課せられている。

生徒指導では、問題行動が起きた後の対応以上に、問題を起こさない未然防止を早期発見、早期解決が重要である。そのためには、児童生徒の実態把握、すなわち児童生徒理解(アセスメント情報)が、生徒指導や教育相談の成功の鍵となる。

「教育相談のための総合調査シグマ」は、今日の生徒指導の多様なニーズに対応する基礎情報を詳細かつ的確に提供するツールだと言える。また、本調査では、簡便な操作で、ユーザーが望む情報をすぐに引き出せる強力なデータベースソフトもある。紙ベースの調査結果とデジタル情報を組み合わせることで、多忙な学校業務の中で効率的な分析が可能である。

 

本調査では、教員側に「個人表」「学級一覧表」「分布表」の3種類の出力帳票が送られる。
児童生徒一人ひとりの個人のアセスメント情報、学級・学年・学校の集団(環境)のアセスメント情報など、児童生徒に関する幅広い詳細情報を得ることができる。それらのアセスメント情報から

・生徒のストレングス(長所やよさ)
・ウィークネス(短所や改善点)
・リスク(直面している危機的課題)
・サポーター(課題解決のための援助者の選定)

などを特定することができる。
また、教育相談をスムーズに実施できるように、相談のポイントなど助言が記載され
ている。最大の特色は、児童生徒の状態を経年比較ができることである。

本調査は、児童生徒・保護者への教育相談だけではなく、

・いじめ予防をはじめとする問題行動の未然防止、早期発見
・自己理解・人間関係能力・キャリア意識などの社会的スキル形成を図る成長促進型の生徒指導の展開
・ケース会議における生徒指導主事や教育相談担当による専門的な助言(コンサルテーション)
・いじめ問題対策連絡協議会などの学校と関係機関等との情報連携
・生徒や保護者への生徒指導情報の提供といった学校現場が要求する多様なニーズ

等に対応できる。
現代の生徒指導は、児童生徒の声や実態を正確に反映したデータベースに裏打ちされた実践でなければならない。本調査はその意味において他にはない独自性を有している。

 

 

 

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