回答に一貫性があるか
シグマ検査では、同様の質問を表現を変えて問いかけ、その一貫性を確認しています。
これがライスケール(虚偽尺度)と呼ばれるものです。
ライスケール(虚偽尺度)に引っかかってしまっている生徒は、何らかの理由で一貫した態度や姿勢でシグマ検査を受検できておらず、検査結果をそのまま読むことはできないという事になります。
しかし、これらも生徒からのメッセージの一つです。
そのように回答したのも、何らかの理由(心理的動揺や能力的な問題など)がありますので、日頃の様子(観察)と合わせて検査結果を見ていただければと思います。
生徒の判断基準
シグマ検査では、生徒自身が「生活態度」と「成績」を5段階で自己評価しています。
その時、生徒自身が付ける評価と先生(周りの人)が付ける評価に大きく差がみられる場合があります。
それは、生徒の物事の判断基準が甘いのか、もしくは厳しいのかを知る手掛かりになります。
判断基準の甘い生徒は、検査結果において、不適応や悩みが無いと出ることが考えられますし、逆に厳しい生徒は、不適応を抱え、悩みも多く出る事が考えられます。
検査結果が日頃の様子と違う場合は、生徒の判断基準を確認する事も結果を読み解く一つのポイントと言えます。
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